
先日投稿したマテリアルデザインをテーマにした記事の理解を深めるディスカッションを行いました。
ユーザーフレンドリーという概念が『ただ、便利で親切なものである』という理解を超えて、人間のライフスタイルに深く根付いた考察が非常に興味深いものでした。
益井
そして、そもそものGoogleの理念として「ユーザーにとって最高のウェブ体験を実現する」という思想に基づいて世の中に広く、シェアしていく方がよりよい世界になるのではないかと考えて、マテリアルデザインを発表した。
益井
僕たちも新しい視点を作るという意味でこのE-Scotomaをやっているんですが、そういう意味で考えると、Googleが『一般的』と見ているもの以外にも、まだたくさんあるんだと思います。日本だったら通用するけど、世界基準で考えた時に不可なもの、アフリカ独自の考え方とかそういったものが出てくるのではないかと思います。
印刷物以外にもユニバーサルデザイン(UD)とか、そういったものにマテリアルデザインもひとつの体系として入るのではいかと思っています。
北林
慣れてきたら使えるんだけど、いかに第一歩目のハードルを低くするということがユーザーにとって大事ではないかと思っていて、例えば本を買って読み方間違える人はいないですよね。もちろん本でも目次の書き方や前書きの長さが違ったりとかはありますけど、表紙があって、そこから読めばいいということがわかるから、それほど困惑するという人はいない。
一方でウェブサイトは見づらかったりが普通に起こっている現状ですよね。だからマテリアルデザインのような体系が出てくることで印刷物ひとつのフォーマットのようにウェブの世界も近づいていくのかもしれないですね。
タンジブルサーフェスという考え方も、オブジェクトを一枚の紙のように捉えている。Googleは『デジタル』とユーザーの親和性をより高めていきたいのではないかと感じています。
吉積
マテリアルデザインについては自分が感動したものであり、その良さを皆さんに伝えたいと思い記事を執筆したのですが、今回のディスカッションを通じて、その記事内容を超えた、非常にクリティカルなフィードバックを得られたことがとても嬉しいと感じています。
『デジタル』と『アナログ』の定義を今一度見直して見たのですが、本来では『デジタル』=離散したもの、数値化(量子化)されたもの、『アナログ』=連続したもの、数値化(量子化)されていないものという意味を持ちます。
生活の中に『デジタル』を近づけていく思想は、情報が氾濫し、分散が止まらなくなったこの世界を『アナログ』へ回帰させていく、つまり人間が数値を介さず、直感で捉えるという原始的な世界に回帰させていくということになります。様々な、そして膨大な情報(数値)を持っているGoogleがこれを行なっているということは非常に興味深いことだと感じます。






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