人工知能/AIを出迎える心構え

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人工知能/AIを出迎える心構え

前回に続いて、人口知能/AIが人の人生観について考えてみようと思う。
抽象的な話に終始しないために、今回は勇気を持って、これからの時代に相応しい人生観について、
私なりにいくつか提言していきたいと思う。
読者の皆様には、あくまで一介のエンジニアの独り言ぐらいの軽い気持ちでご覧いただけると幸いである。

知識を得るために学ぶのではなく、個性を磨くために学ぼう

すでに多くの有識者や研究者が指摘している通り、「知識を得て仕事をする」という行為が、機械学習で鍛えられたすぐに人工知能に追い抜かれてしまうだろう。現に今でも弁護士や公認会計士、薬剤師などの難関資格を得ても、知識量の絶対数でいえば、インターネット上にある情報に及ばないと言われている。インターネット上にある情報やノウハウが信憑性が疑われる、そもそもインターネット検索できない世代が存在するなどの理由から少なくともしばらくは士業、高度知識労働者も食える職業/仕事であるかもしれないが、今後は人工知能が”素早く”、”正確な”回答を提示してくれるのであれば、いずれ人工知能に代替されるかもしれない。
しかし、高学歴や難関資格を持っていなくても個性を売りにして立派に生計をたてている人は現在でも存在している。特定分野かつ一部の熱狂的ファンの間で有名になっているブロガーやYoutuberの方々である。彼らは非常に少ない初期投資でITやインターネットといった技術を味方に付け、成功している。
彼らが登場した時、「ただ遊んでいるだけだろう。」とか「甘えている。」とバカにする人が少なからずいらっしゃったが、今ではそうした声を聞くことは少なくなった。自分が興味を持ったこと、夢中になれることは精一杯やろう。いずれ仕事という概念が変わって行く時代に役に立つかもしれない。

稼げるの職業ランキングは気にしない。

稼げる職業や仕事といったランキングは誰しも気になるところだと思う。特にこれから進路を決めるとか就職するといった人生の決断をする若い世代の方々はなおさらだと思う。
しかし、これもアテにならない。稼げる職業というのは、”現在の”という前提がある。未来について保証してくれる訳ではない。私見ではあるが、人工知能に代替できない分野の職業や仕事というのは、現時点で高収入の仕事でないかもしれないと思っている。例えば、農業、観光、介護、伝統工芸製品といった分野は日本において近年人手不足や世代交代の必要性で注目されてはいるものの、まだまだ成長途中であるとも考えられる。これらの職業が現在のランキングに入ってこないもの頷ける。

本業だけに頼らない。

以前はよく「ひとつのことに集中しないと結果は出せない」とか盛んに言われた。しかし、今後はこの方程式は当てはまらないと私は考えている。
今や日本企業も殆どの会社で終身雇用は崩壊している。本業だけに集中しても(ある意味で会社に人生を預けても)結果が良いとは限らない。
働き方改革や副業解禁などの新しい考え方に、焦らなくても良いと思うので、自分なりのアンサーを出そう。

経済的豊かさだけを追求しない。

資本主義の世の中である以上、収入がないと生活できないという事実はある。
私が問題視しているのは、経済的な豊かさを追求すること”だけ”ではいけないということである。
人生の幸福度=経済的な豊かさだけを追求する時代は、先進国ではとっくに過ぎ去っているのではないだろうか?
もちろん、個々には様々な経済的問題があるのは理解している。非正規雇用の増加、生産労働人口の減少、東京一極集中・地方の衰退、超少子高齢化時代への突入、年金問題、などなど。
しかし、これらが帰結するところは経済格差である。もちろん、経済成長は重要ではあるが、格差是正についても今まで以上に国民のエネルギーを使うべきではないか?

最後に

以上、今回は随分と個人の主観が入り混じった偏った内容になってしまったが、本人としては勇気を持って自分の意見を申し述べたつもりである。
私の記事を読んで不快感を感じる方や、異なる意見を持つ方も多いだろうと思う。もし、不快感や反対意見を感じたら、コメント欄でぜひあなた自身の考えや意見を述べてほしい。議論が始まることがこれからの時代を生きるヒントになるかもしれないと願っている。

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